ドイツ女性「本当はずっと日本にいたかった(T_T)」帰国したら深刻な逆カルチャーショックに!海外反応
- 2019-04/28 (Sun)
- 日本でカルチャーショック
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以前、日本で7年ほど暮らしていた投稿者さん。
帰国してから、かなり深刻なカルチャーショックを経験したそうで、その経緯を紹介しています。
■はじめに
ご承知のように、私は日本を離れました。
実は結構前に帰国してましたが、「日本に別れを告げる」ための時間が欲しくて、すぐ記事にはしたくなかったのです。
もう1つの理由は、ドイツに戻ってから受けた辛い逆カルチャーショックに対処しなければなりませんでした。
物事が落ち着けば、より理路整然とした状態になるかもしれないと思っていましたが、もう構いません。
当時は地獄でしたね。検索しても、日本から帰国して、深刻な逆カルチャーショックに苦労した人のブログが1つも見つかりません。
だから、泣きわめく私の無修正版を投稿することに決めました。
誰かが私と同じ状況になった時、少なくともこの記事を読めば、あなたは1人じゃないことが分かると思います。
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■一番の理由
逆カルチャーショックがあることは知っていた。
10年近く日本にいたし、私をよく知る人たちは、私があまりドイツに帰りたいとは思っていないことを知っていた。
前の記事で述べた理由(※30歳を過ぎ、日本に身寄りがいないことに不安を覚えたため)から、日本を離れることにしたが、別に母国には戻りたくなかった。
なぜ、これほどの逆カルチャーショックを受けたのか。
その前に説明しておくと、私は全くドイツを嫌ってはなかったし、ドイツで困った事や嫌なことは別になかった。
嫌いだからドイツを離れた訳ではない。単に日本に住んでみたかった。
でも日本に住んでみて、今まで気づかなかったことが見えてきて、突如、母国を違う目で眺めるようになった。
これは全く異なる文化を経験した人たちによくあること。
もちろん、ドイツには日本より遥かに優れているものはあるが、
正直、日本で好きだったものと、ドイツで苦手なものが自分の中で大きくなってしまった。
一晩でそうなったわけではない。日本に長くいればいるほど、ドイツでの生活は想像しにくくなる。
あまり里帰りしなかったし、この7年間で3回しか(各2週間)ドイツに帰らなかった。
でも他に行きたいと思える場所もないので、結局ドイツに戻ることに。哀れでしかない。
でも恐らくは、これが逆カルチャーショックに襲われた大きな理由の一つだと思う。
■ドイツで嫌なこと
恐れていたことの多くが、本当に想像した通りの悪夢になった。予言の自己成就というべきか。
犯罪率が高いこと。メチャクチャ高い税金を払いたくない。
あまり体に悪いものは食べたくない。天候が好きじゃない。まだまだ他にもある。
▶ドイツに戻り、感じたことと発見したこと
■治安
帰国当初は暗くなって一人で外出するのが本当に怖かった。
日本では、ほぼ一人で移動していた。暗くなってからも、行ったことのない道を何度も通った。
ドイツは必ずしも犯罪率が高い訳ではないが、私が離れてる間に確実に悪化している。
良いニュースもほとんど聞かない。護身用に唐辛子スプレーも買った。
今はもう落ち着いているが、でも不安がなくなったわけではない。
■食べ物
近所のスーパーやコンビニに立ち寄って、超ヘルシーなお弁当が買えないのが嫌だった。
滅多に料理をしないので、ヘルシーなお弁当は正に理想的だったのに!
安いし、スーパーのものは出来たてで、バランスも取れていて体にいい。
家や職場の電子レンジに入れてチンするだけでいい。
ドイツにそんなものは一切ない。 言うまでもなく、コンビニさえない。
日曜日には全ての店が休業するし、買い物ができない。
食べ物にはかなり苦労した。ドイツ料理に慣れるのにも時間がかかった。
ドイツ料理は別に体に悪いものではないが、魚と納豆が欠けている。 それにドイツで生ものを食べたいとは思わない。
■天気と季節
良い時期に戻ってこなかったのは確か。何ヶ月も寒く空も灰色で、雪が沢山降っていた。
北海道に住みたくなかった理由はそのせい。
こっちは気温もマイナスで雪が降っているのに、片や日本は気温も穏やかで、梅と桜の花が楽しめるのに。
この状況は、当時の私の気分に全く相応しくなかった。
日本人は「日本の四季」をもの凄く誇りに思っているという話を聞いたことがあるかもしれない。
私も「だから何? 私の国だって四季はある」と思っていたが、一度日本に引っ越すと、その意味が理解できた。
日本の天候は非常に安定している。天候が予測できるし、まさに来月の天気がどうなるか分かるのだ。
冬服を片付けることができるし、もう今年は着ないと99%確信できる。
突然の降雪を心配しなくていいし、冬用タイヤを外せる。
毎月違う植物が育ち、こんなにはっきりした違いのある場所を私は知らない。
だがドイツはそうではない。5月も雪が降るし、10月に猛暑になる場合もある。
冬服や他のものも、いつ片付けていいのか分からない。
私のように外出して写真を撮るのが好きな者には、その辺のことが気になってしまう。
■お役所仕事と税金
ドイツの事務処理にはもうキリキリ舞いだ。
日本のお役所仕事の面倒くささは異常だと言う人は、ドイツに来てみるといい。
記入しなければならないものが、あまりにも大量にあった。
アメリカ人の同僚からは、そんな下らない作業は一切したことないと言われた。
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■生活費
日本の物価が高いと言った人は嘘つきだ。それは住む場所によって違う。
でもやっと日本とドイツの田舎での生活費を比較できるようになった。
ドイツの方が高いものが沢山ある。自動車保険やガソリン、生活用品など(100円ショップなどはほぼない)。
日本の方がずっとお金を節約できた。
■多様性
初めてに言っておきますが、差別したい訳ではありません。
ドイツに戻って感じたことや、観察したことを説明したいだけです。
言うまでもなく、日本はかなり均質的な文化。
大都市や主要な観光地以外は、日本人以外には滅多に会わない。
他のアジア人に会うかもしれないが、彼らが日本人かは一目で見分けがつかない。
全てにおいて同質的で、大きな変化はない。一日中耳にするのはほぼ日本語。
そこからドイツに戻り、突如、文化の多様性を目の当たりにして大きな衝撃を受けた。
当時は圧倒されたが、これは否定的な意味ではない。ただ、あまりにも違うのだ。
私は長らく母国と離れていたので、母国語が聞けるのを楽しみにしていた。
でも今は、私が理解できる言葉を聞くことは滅多にない。
少なくとも日本では、自分の周りで話されていた言葉の95%は理解できた。
私がいなかった過去10年間で、ドイツでは物事が大きく変化してしまった。
これは田舎でも同じ。今ではほぼ欧州各国が難民で溢れているし、慣れるには結構な時間がかかる。
他の人には徐々に感じていたであろうが、私はずっと日本にいたので、それはもう強烈だった。
帰国当初は、日本にいる時以上に自分が外国人のように感じたものだ。
どうか私の言わんとすることが伝わるといいのだが。
■日常生活
以前、日本の医療について批判していたが、もうそれどころじゃない!
ドイツに戻ってショックだったのは、私を診てくれる医者を探すのが一苦労だったこと。
どこの診療所でも、新しい患者の診察をやめていた。そして次の予約までに4〜7ヶ月もかかった。
これは日本では絶対にありえない。私は定期的に診療所に通ってるので、日本の医療については詳しい。
再びドイツの診療所に慣れるのには苦労したが、これは笑える話。
当初、私は必ずマスクをして診療所に行っていた。日本では特にインフルエンザの時期には普通にマスクをする。
日本では診察の後、支払いで名前が呼ばれるのを待合室で座っていたが、ドイツではその必要はない。普通に帰ってもいいのだ!
通貨のユーロに慣れるのにも一苦労。支払いで正確な硬貨を見分けられなかった。これはかなりハズい…
また、普通に人と接しするのに数日から数週間かかった。上手く説明できないが、日本とは勝手が違う。
帰国当初はかなりお辞儀していたと思う。私のマナーはあまりに日本人すぎた。
友達からのハグにも慣れる必要があった。日本では滅多にされない。
日本人はハグも握手もしないし(友達でも)、滅多に相手の体に触れる事はない。
■言葉
それほど酷くはなかったが、脳の調整に時間がかかった。
ほぼ10年、日本語と英語しか使わず、ドイツ語は滅多に使わなかった。
もちろん完全にスイッチが入れば、全く問題はない。
文法が時々おかしくなったりするが、気にしない。
ある種の事柄は日本語の方が上手く表現できると思っていたし、前々からドイツ語は好きじゃなかった。
※当ブログ記事のYouTube他での無断転載を禁じます。The 訪日外国人!|マグナム超語訳!
■塵も積もれば
今となっては些細な事だが、当時は地獄だったし、最も辛かったこと。
やたらと目につくのは、日常生活の中の些細なことで、どれも日本と勝手が違う。
それはもう沢山気になって、今ではほとんど覚えてない。
人に聞いたり見つけたブログ記事は、ほんの数週間か数ヶ月程度のカルチャーショックの話ばかり。
私は落ち着ついて、なんとかドイツでの生活に慣れるまでに半年近くかかった。
まだ現状に満足してる訳じゃないけど、少なくともここで再び暮らしていくことは想像できる。
それだけでも苦労して日本を離れた価値はあったと思う。
今の私はどちらの国にも住めるし、日本のことをより深く感謝するようになった。
■カルチャーショックは人それぞれ
私が述べたことの幾つかに呆れた人も多いはず。だって彼らにとってはどうでもいい話だから。
私は日本でカルチャーショックを受けたことはないし、その理由もわからない。
すでに日本のことを沢山知っていたからかもしれないし、以前にも日本に行ったことがあり、本当に住んでみたかった。
だから母国と違うことや、面倒なことがあっても苦労ではなかった。
あまりドイツに戻りたいとは思わなかった。加えて、ここは私の故郷なのに自分が思っていたような場所ではなかった。
だから、こんなに強烈な逆カルチャーショックを受けたのだと思う。
帰国当時は、ドイツの何もかもが本当に嫌いだった。
ドイツの良い所が全く見えず、日本の欠点もすっかり忘れていた。
頭の中では、全てにおいて日本の方がずっと良かったと思ってたし、日本を離れたことは正気じゃなかったと思っていた。
■逆カルチャーショックの治療法
結局、自分を癒してくれたのは時間だったが、気持ちの変化もあった。
1年に1度は必ず日本に戻ることに決めてから、急に物事が上手く回り始めた。
ショック段階が終わった今は、これからドイツで長期間、または一生暮らすことになろうと平気だ。
ドイツの良い所も沢山見つけたし、日本にいた時に恋しかったものもある。
次は皆さんの番です。カルチャーショックや逆カルチャーショックの経験はありますか? それにどう対処しましたか?
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以上です、ではまた。

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