米女子留学生「チョ~辛い(T_T)!」日本で出会った最高のホストファミリー!で帰国したら逆カルチャーショックに!海外反応
- 2019-04/04 (Thu)
- 日本でカルチャーショック
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8ヶ月ほど日本で語学留学をしていた投稿者さんが、大変お世話になったホストファミリーの話を紹介しています。
■はじめに
今日は、私の一生に一度の経験についてご紹介します。
全ては私の素晴らしいホストファミリーのおかげです。
■最初の数週間
最初の数週間は互いに少しぎこちない感じでしたね。見知らぬ人との生活は簡単ではないです。
彼らの家のルールや当たり前のこともあまり知りません。
互いに幸せな生活環境を保ちながら、短期間で相手のことを知ろうと務めていましたが、楽ではありません。
最初の数週間はずっと自分の部屋にいましたが、段々とお互い慣れていきました。
ちなみに私は、彼らにとって24人目の娘でした。
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■恐怖のホームステイ話
同じ年に、恐ろしいホストファミリーの話を幾つか耳にしました。
友達のホストマザーがかなり厳しくて、めったに外出を許可されず、
どんなイベントがあっても、彼女の年配の友人たちと一緒に行くことを強制されてました。
友達は化粧の仕方も注意され、放課後はすぐに帰宅しなければいけなかったそうです。
参加した他の女の子たちからも、ホストマザーから化粧の仕方や服装について注意されたとよく聞きました。
無料のベビーシッターにさせられ、毎日家に鍵をかけられていた学生の話も聞きました(鍵を持たせてもらえなかったので)。
無料の英語教師にさせられて食事も提供されず、食べ物は自分で用意していた人もいました。
考え方があまりに違うため、協調できずに敵対関係になってしまう場合もあります。
■私のホストファミリー
私の場合は、何も怖い出来事はありませんでした。
門限も緩く、事前に頼めば一晩外出できました。でも夜通し出歩く事はありませんでしたが。
面倒見が必要な子供もいないし、英語は会話中に教えたくらいでした。
ホストママから化粧のことは何も言われなかったし、私が派手なオーバーオール姿で降りてきた時は、笑ってました。
自分の鍵も渡され、家族の一員として可愛がってもらえました。
■料理
食事は今でも一番の思い出です。
ホストママはベテランの調理師で、若い頃から料理をしているのでかなりの腕前。
頭の中に全てのレシピが入っているそうです。
初めて日本に行った時は、私はまだ料理をした事がなく、実際、スパゲッティを火で炒めたのは、つい最近のこと。
美味しい手作り料理を沢山ご馳走になり、私も料理を覚えなくてはいけないと思い、滞在中、ホストママの料理を集中的に学びました。
何ヶ月に渡り、夜は台所で夕食の準備を手伝いました。
ノートと鉛筆を用意し、彼女の手順の全てをメモして、日本の料理用語を沢山教えてもらいました。
台所でホストママと過ごす時間が大好きでしたね。調理後はいつも私の写真用にステキなお皿を用意してくれました。
私はメモをまとめて写真を加えた料理本を作り、帰国後に、彼女へのクリスマスプレゼントとして送りました。
この一年は、そのレシピをどんどん使い始めてます。
■旅行
沢山旅行に連れて行ってもらいました。
お金も払ってくれて、私にいい経験をさせたいと思ってたようで、友達も数回連れて行ってくれました!
ホストパパの故郷の島の農場にも行き、とても楽しい時間が過ごせました。
彼のご両親が本当に優しくて、自分の祖父母を思い出しましたね。
温泉にも連れて行ってもらい、素っ裸になるのは慣れないですが、最高の経験になりました。
ホストママとは雪の金閣寺や史跡を回ったり、淡路島のかかし祭りには友達も連れて行きました。
それはもう数えられないほど、素晴らしい旅をしましたよ!
■イベント
私のホストファミリーは、地元の盲導犬協会に参加しています。
今はダッシュとボニちゃんという引退した盲導犬を二匹飼っています。
盲導犬センターでは沢山のイベントがあり、私は全てに参加し、様々な体験をさせてもらいました!
休日はいつも特別な日でしたね。私に日本のあらゆる伝統行事を経験させてくれました。

■かけがえのない思い出
私はかなり出不精なので、当然日本でも同じように過ごしてました。
ソファでホストママと夜更かしして、のんびり菓子パンを楽しみ、テレビを見たり、漢字を覚えたりしました。
かけがえのない日々の思い出として、全てが私の心の中に大切にしまわれています。
帰国する前、友達を呼んでバーベキューをして、ホストママの着物を私に着せてくれました。
私を家族として心から迎え入れてくれました。私も家族同然だと思ってました。彼らはいつだって、私にとって家族です。
最後の日、別れを告げるのがどれほど辛かったことか。
ホストママに車で空港へ送ってもらい、ホストパパは別れが辛くて一緒に来ませんでした。二人で必死に涙を堪えてました。
セキュリティーの列に並び、涙に濡れた目で振り返っていたのを覚えています。
到着ゲートでお婆ちゃんに会うまで10時間、何度も泣いてました。
■今日
今でもたまにホストママと話してますし、FACEBOOKでも繋がってます。
まだ日本には戻ってませんが、数年以内にまた留学するつもりです。
こちらでは、帰国後に経験した逆カルチャーショックについて語っています。
■帰宅
帰国の準備をしていた時、気持ち的には複雑だった。もちろん友達や家族には会いたいとは思ってたが。
故郷に戻れるので興奮してたが、自分の中の一部は帰りたくないと思っていた。
日本で生活を築いたし、8ヶ月という期間は短くない。
いつ第二の故郷に戻れるか分からないし、荷物をまとめて帰るのは辛かった。
※当ブログ記事のYouTube他での無断転載を禁じます。The 訪日外国人!|マグナム超語訳!
■カルチャーショック
故郷とは全く違う場所や、世界の反対側に移住するのは実に大変。
言葉や食事、行動など日常的に色んなことが違うので、ショックを受けたり頭がショートする。
日本では奇異な視線で見られたりもする。
■逆カルチャーショックなんて
聞いても話半分で、実際自分で経験するまでは想像もできなかった。
一度里帰りした時は経験しなかった。またすぐ日本に戻るのが分かっていたし、
アメリカの家族や友人との時間を最大限に活用したかった。
でも実際、帰国する時は全く違った。
■また振り出し
最初にホームステイ先の家を出た時、世界が振り出しに戻ったんじゃないかと感じる。
新しい場所で新しい生活を築かなければならず、何ヶ月もかけて、自分の日課や友達を見つける生活が始まる。
でも帰国せねばならず、恐らく二度と戻ることはない。
それがどんな感じか上手く言葉では表現できない。胸が張り裂けそうに辛い。
何度も故郷から別れるような気持ちだ。
■地元は何も変わってない
ほぼ全て。でも帰国してから半年分のアメリカのポピュラーソングを知らなかった。
クラブやレストランに行くと、かかっている曲が全然分からない。
でもそれ以外は、ほぼ何も変わっていない。これには衝撃を受けた。
■全てが英語
どこでも。家からスーパーに出かけた時が最高に辛かった。
夢中に頑張ってやっと日本語に慣れたのに、英語の中に放り込まれ、街中の英語は耳障りで奇異に聞こえた。
友達と授業での英語しか慣れてなく、公共の場が辛かった。
■どこでも車移動
日本の電車は素晴らしい!本当に電車なしでは生きていけない。
どこにでもあるし、私の路線はとても楽に利用できて、迷うこともなかった(日本はこれが普通)。
運転しなかったのは数ヶ月だったので問題なかったが、でも変な気分だった。
■よくあるアメリカ映画の世界
日本にいる間、「ステレオタイプ」なアメリカ人について色々と考えた。
空港に着くとすぐ、そこにはアメリカ人がいた!しかも至るところに!
あらゆるステレオタイプなアメリカ人が、そこにはいた。
空港で何時間も座ったまま、膝をずっと見つめながら、あまりに場違いに感じてビビってしまった。日本が恋しかった。
■アメリカの接客は酷い
日本のサービス業はかなり凄い。どの接客サービスも言葉遣いは丁寧で、対応も素晴らしい!
米国に着いて早々、しかめっ面をして怒っていた税関職員と出会い、彼は私が日本にいた理由を理解できなかった。
彼は常に人を疑い、態度も酷く、私は質問された後も恐怖で震えていた。
日本の税関で出会った笑顔で親切な職員とは大違いだった。
■美味しい日本の食べ物が見つからない
日本で一体何個、抹茶クッキーを食べたことか。
日本で人気の抹茶クッキーやアイスなど、他にも大好きなものが沢山あった。(全てではないが)
アメリカで、美味しい抹茶アイスを探すのはほぼ不可能。見つかってもほぼ草のような味がする。
それもあって、自分で料理本を作ることに。
■もう毎日ホストファミリーに会えない
毎朝目を覚まし、ホストファミリーに会う生活に慣れていた。
食事や夜も一緒に過ごし、共に多くの時間を過ごした。
毎日会ってたのに、全く会えなくなるのは本当に辛い。
かなり寂しくて、ホストママとよくスカイプしていた。
■逆カルチャーショックはしんどい
私はそれほどでもなかったが、帰国してから数週間、家に引きこもっていた仲間もいた。
帰国後の生活に上手く適応できず、孤立していた。
人によって違うが、これは自覚する前に忍び寄ってくる。
他の国で暮らす予定の人は、逆カルチャーショックに備え、出来るだけ準備しておくこと。
帰国後の生活について考えておき、深刻にならないように。
私も帰国してから幾分孤独な夏を過ごしていたが、そんなものに負けないように。
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以上です、ではまた。

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