イタリア女性「決して消えない私の中の日本!」私とニッポンの恋物語!海外の反応
- 2019-03/30 (Sat)
- 伝統・文化・歴史
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飛廉 岡田恵太造形集&メイキングブック

かつて2年ほど京都で暮らしていた投稿者さんが、日本に対するピュアな愛と、そして挫折と再生について語っています。
■日本と私のラブストーリー:居心地の良い世界からの脱出
今回はいつもの記事は違います。
これは私が数年前、自分の快適な空間から別世界へと飛び出した時の話です。
私は別に冒険好きなわけではありません。
冒険する動物の本を読んだり、自分でおとぎ話を書いたりするのが大好きな、かなり恥ずかしがり屋の子供でした。
10代の頃は、学習への情熱を共有できる仲間がいませんでした。
別に「冷めた子供」ではなかったですが、常に孤独を感じました。
20代前半は、幸せな大学生活が送れました。
毎週がパーティーのような大学生活ではなかったですが、四六時中読書ができて最高でしたね。
別に将来に対する明確な目的もなく、アジア研究の学士号を取りました。
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■日本語
それから、しばらく日本語を勉強してみようという考えが思い浮かびました。
日本語を話せる知り合いはいませんでしたし、日本語は私にとって全く異質のものでした。
私の中では、日本語といえばチャレンジの代名詞だったので。
意識的に日本語を初めて聞いた時のことを今でも覚えてます。
それはキルビルvol.1で、ブライドが服部半蔵と会話していた場面です。
その短い会話が、どれほど私に大きな影響を与えたことか。
大学で日本語はそれほど学びませんでした。ペースが遅く、授業で教えられたことしか勉強しませんでした。
次々と試験があり、見たい映画や、聴きたい音楽、行きたいライブもありました。
でもちょっとずつですが、日本の文化が私の中で成長してました。
そして源氏物語に夢中になりました 。人類史上初の小説と言われています。
私は源氏物語について論文を書き、ついに学位を取得しました。
そして次は?
■大ジャンプ
当時の知人の中で、次に私が取った行動を想像できた人はいなかったでしょう。
日常生活でかなり充実してたので、他人に邪魔されるのが苦痛でした。
私は長年不安障害を抱えていて、これまで一度も一人旅をしたことがありません。
私は一人でいることと、人と一緒にいること両方に恐怖感があります。
私が日本に1年間、引っ越す方に賭ける人なんてまずいなかったでしょう。
2012年10月、私は大きな鞄を抱え、日本語の初歩の知識だけで飛行機に搭乗しました。
大切なものを沢山残して。
この後、新鮮で大切なことを沢山見つけることになったけど、その時はまだ分かりませんでした。
ただ新しい冒険にワクワクしてましたが、それでもとにかく怖かったです。
「ムチャよ、行きたくない、気が変わった」と数え切れないほど、独り言を繰り返してました。
もはや居心地の良い空間からの第一歩どころではありません。
これは世界の反対側への一大ジャンプでした。
写真や本の中でしか知らず、これまで学んだ言語とは大きく異なる言葉と、母国とは正反対の文化を持つ国へ。
日本に誰も知り合いはいませんし、人生で初めて完全にひとりぼっちになりました。
丸一日移動した後、京都にあるこれから長く住むことになる部屋に入り、私はベッドに座って泣きました。
■新しいことに挑戦:日本での生活
日本では生活のペースが全く違います。
それでも故郷から遠く離れ、似たような状況の者たちとすぐに団結。
日本では自然の変化の様がはっきりと分かり、季節が急速に過ぎてゆきます。
新生活の中で、毎日新しいことに挑戦してました。
できるだけ一人で新しい場所を探しに出かけてました。
以前とはかなり性格も変わり、自分が望む者なら何でもなれそうな気持ちでしたね。
その間、日本語が上達し、日本の文化に対する理解が深まりました。
日本の友だちからは、私が日本人よりも日本人らしいと言われ、からかわれましたが。
しばらく日本の生活について、イタリア語でブログを書いてました。
今では季節毎に咲く花の名前や、京都の全てのお寺と神社の名前を暗記してます。
日本の伝統文化と、この古都を自転車で回るのが大好きでした。
新しい漢字を次から次と手で書いてると不安が和らぐので、とても好きでした。
でも観光地以外を散歩する度に、人から「ガイジンだ」と囁かれるのは好きではありませんでした。
「ビザを取るために日本人と結婚したら?」と言われるのも嫌でしたし、
「週に7日も働きたくない」と答えたら甘いと言われ、それも嫌でした。
日本を理解すればするほど、隠れていた日本の中心に近づき、自分には耐えられないものが見えてきました。
学生ビザを延長して2年間京都に住んでましたが、私の将来はここにはないと悟り、離れることを決意。
失恋でした。自分にとって大切な存在とのお別れです。
それでも、イタリアに帰国する前日、鴨川の側に座って静かに泣いていた人物は、来日する前とは全くの別人になっていました。
※当ブログ記事のYouTube他での無断転載を禁じます。The 訪日外国人!|マグナム超語訳!
■怖くても、とにかくやる
私はボローニャでの生活を中断して京都に引っ越したので、「怖くてもとにかくやる」というのが私の生き方になりました。
日本では、あらゆる感情を最大限で体験し、頭から爪先まで全身で恋をし、人生で一番幸せで最高の経験でした。
本物の孤独を経験して、落ち込んで暗黒の時間を経験しました。
でも回復力も増して、私は人生で初めて、完全に自分ひとりで物事をやり遂げました。
日本で学んだことを全て書くとしたら、小説になるくらい長くなります。
私の中で大きな教訓が一つあり、それは「自分が怖いと思うことをする」こと。これは人生の指針になっています。
まだ自分の習性からは逃れられません。自分の安静を保ち、不安をコントロールするには、まだ日課が必要です。
■リスタート
日本以外にも2カ国に移住して、またゼロから自分の人生を始め、常に前進してきました。
そして長い間、日本と私は音沙汰がありませんでした。
日本語検定試験のために一生懸命勉強し、最難関のN1レベルに合格した後、
やる気と動機を失い、燃え尽き症候群に陥り、日本語への愛を忘れていました。
それからまた初心者に日本語を教え始め、再び日本語への情熱に火がついたのです。
そしてしばらく新しい計画を考えていました。
3年前の今日、私は京都から離れました。
私はインスタを始め、そこでは日本と日本語について話し合い、話すことができる新たな場所です。
赤ちゃんのように一歩ずつ学ぶことが大切です。
ゆっくりと集中的な学習が、手っ取り速いライフハックよりも優ることを信じてます。
ひらがなとカタカナ、漢字を覚えたりと、日本語学習は時間と努力を必要としますが、
やりがいのある挑戦であることを約束します。
こちらでは、なかなか抜けない日本の習慣を5つ紹介しています。
■はじめに
日本での生活は人生が変わる経験になります。 京都で2年間暮らして、実に多くのことを学びました。
素晴らしい思い出や友達、日本に対する複雑な想い、そして少しの気づきを得ました。
夕食のカレーライスの後、抹茶を飲みながら、この文章を書いています。
■電車ではなく、自分を疑う
日本のダイヤの正確さは有名。
仕事をしていた時、毎日13:38の電車に乗っていたが、遅れたことは一度もなかった。
幸い今いるロンドンは、イタリアよりも物事はうまく回っている。
日本からイタリアに帰国した時の衝撃は、誰も想像できない。電車が全く来ない時もある。
とはいえ最近、サザン鉄道のストライキで、ロンドンのガトウィック空港の便に乗り遅れそうになったが。
日本の公共交通機関があまりに信頼できたので、今でもバスが遅れると、自分が間違った場所にいるのではないかと疑ってしまう。
■ピースサイン

日本の若者たちは、みんな写真でピースサインをするし、東アジアの大衆文化に深く根ざした行為として、今では見慣れたものになっている。
だがその歴史は60年代にまで遡り、カメラの大量生産が始まった80年代に広まった。
フィギュアスケーターのジャネット・リンが始めた言う人もいるが、日本のメディアによれば、歌手の井上順の影響が大きかったようだ。
日本の人に聞いてみたが、誰もピースサインをする理由を説明できない。
確かに可愛いし、気まづい状況を誤魔化せるし、確かに馴染みやすいポーズではある。
私も初めは戸惑ったが、結局自分でもやるようになった。
今では誰かにカメラを向けられると、自分の手が勝手に反応し、二本の指がVサインを形作り、自分の中で最高の笑顔をしてる。
最近の研究では、ピースサインの写真で個人情報が盗まれる恐れがあるという。
写真を撮られる度に「日本のやり方」をして、友達が困った顔をしてたが、もうやめた方が良いのだろうか?
■あいずち
日本人と話す時は、会話の間を「うん、へー!、え?」で埋めることが重要。
「そうですね」は、相手の話を聞いていることを伝えるための合図である。
これらは相槌と呼ばれ、私たちには変に聞こえるかもしれないが、日本語で円滑な会話をするためには不可欠。
日本で2年間暮らし、この技術にかなり熟達したが、あいにくヨーロッパでは、あまり役に立たない。
もちろんこっちで日本語は使わないが、それでも会話の間を「うん」で埋めてしまうしw、しょっちゅう頷いている。
■四季
日本で四季は大ごとだ。「四季はありますか?」とよく聞かれるが、イタリアにも4つあると確実に言える。
自然のちょっとした変化に対する日本人の敏感さや、四季について聞かれる理由を理解するのに時間がかかった。
初めて桃の花が咲いたり、ツバメが戻ってきたり、蝉が鳴いたり、最初の霜が降る季節がある。
これらは非常に詩的であり、源氏物語が大好きな理由の1つだ。
このような日本の伝統的な側面に、私は深く共鳴する。
確かにロンドンで四季折々のものを探すのは難しい。
それでも最初の木が花を咲かせる時は気がつくし、カメラで大量の花の写真を撮る。
京都での花見の時期は、常に一番ステキな思い出として残っている。酔ったサラリーマンは別だけど。
■お辞儀
お辞儀は日本で最も大切なマナーである。
挨拶や自己紹介、謝罪や感謝、敬意などを表す際に行い、状況に応じてお辞儀の仕方が変化する。
頷くだけで十分な場合もあるが、お客の前では45°前方にお辞儀したり、大失態を犯した場合は90°頭を下げて謝罪する。
この習慣はかなり一般的で、日本人は電話をかけている時さえよくお辞儀する。
私はかなりの恥ずかしがり屋で、あまり肉体的な接触を好まないので、お辞儀の習慣は大歓迎。
隣人と出会ったら会釈するだけでいいし、新しい人と会っても、汗まみれの手に触れる必要がなく、ただお辞儀をするだけで充分。便利でしょ?
お辞儀には千語の価値があるが、英国ではしない。
ロンドンに引っ越してから、会社の部長や同僚に何度もお辞儀をしてしまい、恥ずかしい思いをした。
顔を真っ赤にして急いで机に戻り、日本のちょっとした習慣が、今でも自分から離れないことに驚いた。
そんなことを考えていると、私は笑顔になる。
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以上です、ではまた。

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