米国女性「日本では毎日奇跡が起こる!」日本で学んだ究極の生き方と美意識!海外反応
- 2019-03/02 (Sat)
- 伝統・文化・歴史
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「あの国」はなぜ、日本が好きなのか: 歴史秘話…そして彼らは「親日国」になった! (知的生きかた文庫)

自己啓発セミナーの講師である女性が、日本を旅して学んだことを紹介していました。
人生を一変させてしまうほどの経験だったようです。
■女は初恋を一生忘れない
私が世界の反対側に向かう飛行機に乗り込んだのは1994年の時。スカイプやGoogle Mapsが登場する遥か前のことだ。
私はまだ23歳で、一生に一度の冒険をする覚悟は出来ていたが、控えめに言っても全くの無知であった。
だがあっという間の怒涛の1年で、準備したとしても意味はなかっただろう。
それ以来、パスポートにはスタンプの数が増えた。でも京都はかけがえのない場所として、私の心の中にある。
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京都はかつては日本の首都であった。第二次世界大戦では空爆を免れ、旧時代の古き良き美しさが今も残る。
日本の神社仏閣、石畳を歩くゲイシャ、そして桜の下で花見をする様子を思い浮かべて欲しい。
京都は本当に驚くほど見事であった。
神社や石庭の美しさは言葉で説明できるが、これらは読んで知るものではなく、直接自分で体験するもの。
京都を観光したことで分かったが、旅は人の意識を拡張してくれる。
様々な国に親しみを感じながら、私たちは互いに似ている所を知るだけでなく、その違いからも学ぶ。
私は京都で出会った人たちから、人生で最も強烈で普遍的な教訓を得た。
それはアメリカに戻ってからも、私の人生に影響を与え続けている。
■優しさとおもてなしは奇跡に通ず
日本人は大変優秀な文化大使だ。
例えば、ある日の朝、折り鶴をくれた通勤中の年配サラリーマンがいた。
そして彼の経営する着物工場に招かれ、意匠が凝らされた婚礼用着物のショールームを見せてもらった。中には何百万円もする着物もある。
“あなたが心を開けば、奇跡は毎日のように起こる”
彼から熱心に試着を勧められ、私は金色の紐がふんだんに施されたものを選んだが、なんとそれは、あのダイアナ妃もお気に入りの着物であった!
一生忘れることのないユニークな経験になったし、自分が心を開いていれば、毎日でも奇跡は起こることを思い出させてくれる。
■食べ物はシンプルで季節物がよい

日本の食事は、ほとんどが自然食で加工されておらず、野菜ベースで季節のもの。
京都にいた時は茄子の味噌漬け、ちらし寿司、鍋焼きうどんを食べた。
スープも全部飲んじゃった! 知らなかったが、日本酒も調味料に使われていた。
アメリカで流行るずっと前から、日本はプロバイオティクス(※体に良い細菌)の素晴らしさを教えてくれた。
今では味噌スープと漬物を毎日欠かさない。
日本にいる間にニキビが消え、心は落ち着き、集中力も増した。
しかもダイエットしてないのに、服が2サイズも小さくなったのだ。
プロバイオティクスに満ちたパワーフードの真価を見せ付けられた。
■愛は勤勉と規律から生まれる
日本人は熟練した職人だ。
今日のアメリカでは、みなすぐに成功を求めるが、日本ではそれとは異なる職人になろうと励んでいる。
日本語の「職人」とは技術だけでなく、良識を持って働くことも意味する。
日本の職人たちは、国民の幸福のために最善を尽くすという、社会的な責任感を持っている。
人生に対するこの姿勢は、私の心を深く捉えた。
私も作家として、講師として、習熟とは日々の鍛錬の結果であることをよく理解している。
習熟は数週間あるいは数年のものではなく、生涯に渡るものであることを日本人から学んだ。
※当ブログ記事のYouTube他での無断転載を禁じます。The 訪日外国人!|マグナム超語訳!
■少ないことは良いこと
日本人は、少ない方が価値があると考える。
私が京都の狭いアパートに住んでいた時、物では幸せになれないし、幸せをもたらすのは経験だと学んだ。
量より質を重視するスタイリッシュな京ファッションに影響されて、私の洋服ダンスは小さくなった。
今ではミニマリズムはいたる所で受け継がれ、近藤麻里恵さんのような人が、ときめく物以外は全て捨てるという方法を広めて人気だ。
シンプルに生きる現実的な理由として、ミニマリストでいるのは安上がりである。
また日本は常に地震に悩まされるので、家の中に色んな貴重品が転がっているのは賢明ではない。
この旅の結果、今では正真正銘のミニマルな生活を送っている。
どうして世界中を旅できたのかと友人から聞かれると、単に投資してもほぼ利益にならない物(服や小物)にお金を使わないからだと答えている。
むしろ自分を変えてくれる海外旅行のような、一生残るインパクトを与えてくれる体験に、私はお金を使うようにしている。

こちらはデザイナーの女性が、日本で感じた美意識について紹介しています。
■はじめに
日本を訪問し、とても実りある経験になりました。特にデザイン面で生涯参考になる学びが得られました。
これから、私の中に深く染み込んだ日本の美の真髄を4つ紹介します。
1.自然とは競わない

私は物質主義者だが、旅館の部屋に入った時は、そのシンプルさに驚いた。
配色と素材全てが中立的で自然だった。温かみのある木製の家具と畳、そして半透明の和紙が調和している。
装飾品は、1つ置かれた花瓶の柄に限られていた。
だが外の景色に目を向けると、全てが腑に落ちた。この部屋自体は主役ではない。
この部屋は、床から天井まで届く高い窓の向こうの、緑豊かで魔法のような庭園を眺めるための額縁なのだ。
実際この庭を散歩した数分は、この旅で一番記憶に残るものであった。
色濃く滑らかな松の葉から、ビロードのような黄緑色の苔まで、ありとあらゆる緑の色合いが、はっきりと分かる質感で表現されていた。
黒のトンボが舞い、その下でキラキラと輝く鯉が揺れるように泳いでいた。
姿は見えないが鳥の鳴き声を聞きながら、朝のにわか雨のせいか、空気からは土の、幾分健康的な香りがした。
母国に戻ったら、間違いなく造園にもっと関心を向けたい。
もし(城崎温泉で見たような)魅惑的な庭園を持てたとしたら、日本で過ごした時間を思い出して、部屋の色合いを落ち着かせなければならないだろう。
なぜなら、私たち人間には必ず死が訪れるし、驚異に満ちた大自然と競うなど、そもそも無理な話である。
2.料理は見せ方が肝心
旅館のもう一つ並外れた所は、部屋で出される手の込んだ料理である。
漆塗りのテーブルは細心の注意を持って配置され、料理の一つ一つが五感を楽しませ、その一つ一つに感動してしまう。
カボチャが銀杏の葉を模してカットされていたが、これはほんの一例。
各料理は、その美味しさと同レベルで美しい。一品の量は少なくとも、次々と出てくるコース料理は食欲を満たすには十分である。
私は心底驚き、どれだけ手間をかけたのかを考えて謙虚な気持ちになった。
このような経験をさせてもらい、私は非常に感謝している。
そして私は今自宅にいるが、次は私の料理の番だ。本気である。
3.自分を表す色を持つこと
京都には2千を超える神社仏閣がある。歩いていてればどこにでも見当たるし、その鮮やかなオレンジ色の門で一目で分かる。
少しググってみたが、この鳥居の下を通ることで、神様に会うためにやって来た参拝者を浄化してくれるという。
生憎この鯉のようなオレンジ色は、私が日本滞在中に生じた、この驚異的な食欲を治してはくれなかったが。
スシ、ラーメン、天ぷら、うどん、すき焼き、そして史上最高に美味しいフライドチキンを食べた。
とにかく、自分を表す色を持つ重要性を植えつけられた。 私は色は緑色と、ここに宣言します!
4.金色ほど気品を伝える色はない

私はずっと、ほぼ全ての文明で取り入れられてきた、このイエローメタルカラーのファンである。
だが日本人の金色の使い方は何かが違うし、特に威厳を感じてしまう。
最もよい例は金閣寺。全体が金で覆われ、反射する池の上に冠され、密生した植物に囲まれた建造物である。
帯の刺繍や壁画に少ししか使われていなくとも、金色は日本の芸術様式を相乗的に高めている。
次に私が金箔を使う時は、このレベルの気品を目指つもりです。
では次回まで、サヨナラ!
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以上です、ではまた。

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